町には恵方巻の旗が手招きし始めています。
旧暦のお正月でもある、立春が近づいている、ということですね。
そして、新しい元号のうわさも過熱し始め、今年のGWは10連休!という方も多いことと思います。
そうなると、新しい年の方位が気になり始める頃でもあります。
どうせ行くなら、良い方角の気を取り入れたいものです。
どうでもいいと思っている人にとっては、まったくどうでもいいことです。
それは、占いというもの全てが、そういうものだと思います。
たとえば、下駄の鼻緒が切れたからといって、悪いことの予兆…、などというのは映画とかドラマの演出に過ぎないことですかねぇ~。
昔の人は、慌てている人は視野が狭くなっているから、用心してね、と言っていたのだと思います。
長く言い伝えられている言葉には、何か、思いがあると感じます。
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話は戻りまして、いつ行くか?が決まっていたら、旅先の選択。
どこに行きたい!が決まっていたら、時期を選びます。
それを自分がどの九星になっているかで判断していきます。
方位を見るところでは、たいてい生年月日を入力すると答えが出てくる方式です。
一応、資料がなくても出せるので、書いておきたいと思います。
元旦から節分までの人は、前年で見てください。
立春生まれの人は、生まれた時間が節入り後かどうか?確認してみましょう。
特にうるう年の場合は節入りの時刻はかなり遅い場合があります。そのズレを調整するために用意された2月29日なのですから。
平成AB・昭和AB年の人は⓬ を覚えておく
12-(A+B)
平成元年、2年、10年、11年、20年など、
A+Bが2以下になる人は、さらに9を引いてください。
12-(A+B-9)
昭和39年、48年、49年、昭和57年~59年など、
A+Bが12以上になる人は、こちらです。21から引いてもいいです。
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新年号AB年の人は、❾ を覚えておく
9-(A+B)
新年号9年、18年、19年など、引けなくなったら、こちらです。
18-(A+B)
西暦20AB年のような、西暦の下二桁でも計算可能ですので、和暦になじまない方も便利です。平成生まれでも、2000年以降の人は使えます。
今までの人は12、これからの人は9と覚えておけば、資料がなくてもわかります。
そして、吉方位は消去法です。万人にとってダメダメな方位を消しました。
次は、自分の方位と、その正反対の方位を消去します。
例えば三碧木星と四緑木星の人は、北も南も外れます。一白水星と六白金星の人は、西東が消えるということです。(ちなみに北が上になります。)
九紫火星
| 四緑木星
| 二黒土星
|
一白水星
| 八白土星
| 六白金星 |
五黄土星 | 三碧木星
| 七赤金星
|
次は、何月に行くか?です。 親子針の時計の文字盤を、何月と見立てまして、
その正反対の方位を消します。節入り後で考えなくてはいけません。
例えばGWは4月なので、九紫火星が消えます。東京から信州や金沢に行きたい人は、春休みに行くか、6月6日の芒種を待ちましょう。
こうして生き残った方位がすべて良いわけではありません。星には火とか水とか、5つのエレメントがあります。
自分の星にとって、良くない影響を与える星は消えるのですが、
下の図で、となり合わない星は消えてしまいます。
水 ➡ 木 ➡ 火 ➡ 土 ➡ 金 ➡ 水 ➡ 木
さらに、自分と同じ星と、左側の星は◎です。
矢印の矛先の右側の星は△なんですが、それを頭の中に入れておいてください。
まだまだ続きます。土用は土いじりがダメなので、引越しには選ばないでください。
土用には、間日というものがありますので、どうしてもGWに引っ越したい人、夏休みの7月に引っ越したい人、ご主人の異動があって10月末に引っ越す人、節分までに引っ越して新年から新居~と計画を立てている人など、暦を見てくださいね。
本当だったら、ここから先、出発日を選ぶことになるのですが、頭の中はいっぱいでしょう。書いている方も疲れます。
あとは、個別にお答えしたいと思いますので、メールでもください。
最後に、この真ん中(中宮)が八白土星になる月、八白土星になる日が重なると、そのパワーがアップします。
それは、今年の場合、GW明けの5月です。
万人にとって、月破という、月の破れが九紫火星に出ますから、残る方位は、
「東」 「西」 「南」 「北」 になります。
私の住んでいる地域ですと、西はいっぱいありますが、南は伊豆諸島、東は千葉の海岸。北は、群馬とか新潟ですね。誰でも北が北海道、とはなりません。
伊勢神宮を計画していましたので、五黄殺に入る前に行ってきまーす。
ガンになりたくないもんねー。
こよみ